札幌芸術の森美術館で「札幌美術展 アフターダーク」 札幌ゆかりの美術家11組が参加

大橋英児 《Kutchan-town》 2017年

「札幌美術展 アフターダーク」が2月27日(土)から、札幌芸術の森美術館(札幌市南区芸術の森2丁目75番地)で開催される。

テーマは「夜」

大黒淳一「新作のためのコンセプトアート」2021年

「札幌美術展」ではテーマを設定し、地域の美術家を10数名紹介してきた。今回は文明の発達に伴い、人々の捉え方や寄り添い方が多様に変化してきた「夜」という時間帯に焦点をあてた展覧会が開催される。

出品作家

フジ森(藤木淳、藤木寛子) 《family block》 2015年

本田征爾 《あおかちまち》2020年(撮影:前澤良彰)

同展では、「夜」という時間帯をテーマに、北海道・札幌ゆかりの多彩なジャンルのアーティスト11組の作品を紹介する。アーティストは、大黒淳一さん、大橋英児さん、川上勉さん、経塚真代さん、齋藤由貴さん、手島圭三郎さん、藤倉翼さん、フジ森(藤木淳さん、藤木寛子さん)、藤原千也さん、本田征爾さん、松浦シオリさんらが参加。

手島圭三郎「きたきつねのゆめ」絵本原画 1985年 株式会社絵本塾企画蔵(画像提供:株式会社絵本塾出版)

担当者のコメント

松浦シオリ 《帰想》 2020年

担当者の平井菊花さんは「私たちを魅了して止まない『夜の時間』に注目し、子どもから大人まで、幅広い世代に向けた展覧会となっています。日々の暮らしに新たな視点が生まれるような、またとない機会となれば」と話す。

イベントデータ

開催時間:9時45分~17時(入館は16時30分まで)
開催期間:2月27日(土)~4月11日(日)
休館日:月曜日
観覧料:一般=800円、高校・大学生=400円、小・中学生=200円

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