マオイ自由の丘ワイナリーを運営する「北海道自由ワイン」が新醸造所計画を発表

マオイ自由ワイナリーを運営する北海道自由ワイン株式会社(北海道長沼町、代表:寺田英司氏)は、2021(令和3)年開業を目指し、新蒸溜醸造所の建築を着工した。

新醸造所計画の経緯

2017(平成29)年に前オーナーより事業譲渡を受け、当初0.5ヘクタール程度だったワイン畑を2020年まで約14ヘクタールまで拡張。
約1万本の欧州ワイン品種のブドウ苗を植樹した。

新施設はこの畑のブドウが本格的な収穫が始まる2021年秋からの操業を予定。

新醸造所には欧州の最新の醸造設備だけでなく、1000L規模の蒸留器を導入し、果実原料の蒸留酒の製造も行う。新蒸溜醸造所の延べ床面積は810平方メートルで、1階は醸造所スペースとして463平方メートル、2階にはショップスペースに隣接して蒸留器を配置し、蒸留作業をいつでも見学することができる。

事業について

総事業費は、約6.7億円で、A-FIVE(株式会社農林漁業成長産業化支援機構)より1.5億円及び自己資金1.7億円の計3.2億円の増資のほか、金融機関からの融資にて賄う。
また、事業拡大に際して、新取締役として北海道大学特任教授の山本強氏及び株式会社セラフ(東京都)取締役会長で北海道大学客員教授でもある土屋努氏を迎え経営面も強化した。
新施設の設計施工は武部建設株式会社(岩見沢市、代表:武部豊樹氏)による。また、ブランドマネージャーとしてデザ院株式会社の工藤ワビ良平氏を招聘し、2021年秋のグランドオープンに向けてトータルでのブランディングを行う。
新施設の完成後2025年までにワイン2.5万本、蒸留酒1.5万本の製造を目指し、最終的にはワイン6万本、蒸留酒4万本の製造を目標としている。

寺田英司氏のコメント

世界的な温暖化によって北海道が世界でもワイン生産地として注目されてきており、この度の新醸造所では最新の製造設備を導入予定です。

北海道から世界レベルのワインを生み出すという悲願を達成するためには、醸造に関わる「人」というソフト面だけではなく、「モノ」という設備面もその両輪になると考えます。最新の科学と理論に裏付けられた製造が世界的なスタンダードになってきています。そのスタート地点に立つことができたと思います。

北海道から世界に発信できるワインや蒸留酒を製造して地域に貢献できればと考えています。