お笑いコンビ・品川庄司としての活動の傍ら、映画監督としても活動する品川ヒロシさん6年ぶりの長編映画最新作「リスタート」の北海道先行公開が7月9日から始まったことを記念して7月10日、ユナイテッドシネマ札幌(札幌市中央区北1東4)で出演者らによる舞台あいさつが行われた。
映画「リスタート」
同映画は北海道・下川町と吉本興業がSDGs推進における連携協定を結び発足したプロジェクト。2019年6月から9月まで実施したクラウドファンディングで目標金額を大きく超え、700人からの支援を集めることに成功。こうしたサポートを受けながら、下川町の自然を映像に落とし込んだ意欲作となった。
出演キャスト
品川監督自身初の女性主人公に抜擢されたのは、男女フォークデュオ「HONEBONE」のボーカルを務め、雑誌や広告でモデルも務めるEMILYさん。EMILYさんがテレビ東京「家、ついて行ってイイですか?」に出演した様子を見ていた監督が「この子しかいない」とオファー。EMILYさんは初めての映画出演で、劇中は自然体の芝居と歌声を披露している。
彼女の同級生役として劇団EXILE・DOBERMAN INFINITYのSWAYさん、父親役に中野英雄さんらが脇を固めるほか、ブラックマヨネーズ・小杉竜一さん、かもめんたる・岩崎う大さん、キングコング・西野亮廣さんらが出演している。
舞台あいさつの様子
7月10日の舞台あいさつでは品川ヒロシさん、EMILYさん、SWAYさんが登壇。品川ヒロシさんは「下川町を最初に案内してもらったとき、ネイチャーガイドさんが服を着たままいきなり川に入っていっているのを見て、『北海道すげえ』と思った。こういった環境ならすっきりするんじゃないかな、と思い、ネイチャーガイドと東京の夢破れた女の子というストーリーが浮かんだ」と話した。
札幌出身のSWAYさんは北海道での撮影について「札幌出身なので、下川町ははじめて行きましたが、北海道の撮影は嬉しいですね。空気も美味しくて、星もキレイで素敵な場所でした。劇中の同級生メンバーで流れ星を一緒に見たりして、下川町すげえと思いました」と話した。
EMILYさんは同映画で一番緊張したシーンについて「アイドルのシーンが一番緊張しました。吐きそうになるくらい、緊張と照れが邪魔しちゃって。アイドルの衣裳を着ている自分に耐えられなかった(笑)」と話した。