中止となった「札幌国際芸術祭2020」特別編をオンラインで公開　記録集も発行予定

開催中止となった「札幌国際芸術祭（SIAF2020）」の企画が12月19日（土）から、特別編としてウェブサイトや動画配信で公開される。

開催中止となった同イベントを今できる限りの方法で公開

同イベントは新型コロナウイルスの影響を考慮し開催中止を決定した。今回予定していた内容や作品のアイデアなどを、ウェブサイトや展示、記録集を通じて発信する。

YouTube配信やウェブサイトで鑑賞できる

動画配信では、出展予定だったアーティストのインタビューを順次公開する。ディレクターやアーティストなどが登場する特別プログラムも用意。ウェブサイトでは、最先端の技術を活用して、同イベントをインターネット上に構築。オンラインならではの新しい鑑賞体験ができる。

期間限定で会場展示も開催

展示の「SIAF2020ドキュメント」は2021年2月5日（金）から、札幌文化芸術交流センターSCARTS（札幌市中央区北１条西1丁目）で開催される。同展は同イベントに向けて準備していた企画を紹介する。このほか、札幌の「除雪」をアートに変えるプロジェクトを紹介する「Sapporo Winter Change 2021」も同時開催。展示は10日間限定で行う。記録集「SIAF2020インデックス」は、2021年3月に発行予定。内容の一部は順次SIAF公式ウェブサイトでも公開される。