【特集】札幌のタクシー会社がデリバリー!話題の「食べタク」を利用してみた

新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、札幌でもテイクアウトやデリバリーサービスが拡大しています。

「食べタク」とは?

札幌では、飲食店の商品をタクシーが出前する「札幌出前タクシー『食べタク』」サービスが5月1日にスタート。
食べタクは新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、観光客の減少や外出自粛による影響で、大幅な売上減少となったタクシー会社と飲食店がタッグを組んだサービス。消費行動の変化に対応し、事業継続可能な需要を喚起することを目的とした救済事業です。

注文は「食べタク」ウェブサイトから飲食事業者を調べ、電話またはLINE(店舗によって対応は異なる)で行います。
店舗から実走行距離で3キロ圏内であれば届けてくれるので、いつも行っていたちょっと遠いあの店や、ずっと気になっていた店も食べタクに参加していれば注文可能。配達料金は500円というのも嬉しいですよね。

店舗によって最低注文金額が決まっているので、例えば職場で、家族で、カップルで、とさまざまなシーンで利用可能。

今回は実際に食べタクを利用してみたので、利用方法や使い勝手などを詳しくご紹介します。

「食べタク」を利用してみた

食べタクで参加飲食店を探す方法は次の3つ(5月9日現在)。

  • キーワード
  • 配達エリア
  • ジャンル

今回はエリアで調べました。注文場所が中央区だったので、中央区で検索。美味しそうな料理写真とお店の名前、ジャンルが検索結果として表示されます。名前を知っているお店も多数掲載されているのが嬉しいポイントです。

ちょうど昼時で、スープカレーが食べたかったので、今回は「スープカレー奥芝商店 おくしばぁちゃん」を選択しました。

ページを開くと「お届け時間目安」「お届け可能時間」「定休日」「最低注文金額」とともに、配達の目安となる地図が表示されます。
まずは地図をしっかりと確認し、配達目安エリアに入っているかを確認しましょう。地図に描かれている円のなかに入っていれば、概ね3キロ圏内ですが、実走行距離なので、ギリギリの場合は配達できない場合があります。

その下には出前用のメニューがずらり。どのスープカレーも美味しそうですが、今回はスタンダードな「チキンと野菜のスープカリー」を注文しようと思います。
価格は1,380円。今回はふたりで注文したので、同じスープカレーを2つ注文することにしました。

さらに下に進んでいくと「電話で注文する」のボタンが表示されています。スマートフォンから操作していたので、迷わずこのボタンを押してお店に電話!

注文のやりとりはどんな感じ?

食べタクで注文したいのですが大丈夫ですか?

北国ぐらし

おくしばぁちゃん

はい、大丈夫ですよ。まずは距離を調べますので住所を教えてください
(なるほど!先に距離を調べるのか!)
はい。住所は札幌市中央区〜〜〜〜〜〜〜〜です。

北国ぐらし

おくしばぁちゃん

少々お待ちください。
(♪〜保留音)
お待たせいたしました。●キロですので配達可能です。サービス料として500円かかりますがよろしいですか?
(サービスの説明もしっかりしている!)
はい、大丈夫です。

北国ぐらし

おくしばぁちゃん

ありがとうございます。それでは注文をお願いします。
えーと、「チキンと野菜のスープカリー」で辛さは●、ご飯は●、トッピングなしがひとつと〜〜〜〜

北国ぐらし

おくしばぁちゃん

はい。かしこまりました!それでは大体60分前後で到着するかと思います。着きましたらタクシー会社より電話がありますので外まで受け取りに出てください。その際にお支払いもお願いいたします。
わかりました。よろしくお願いします。

北国ぐらし

と非常にあっさりと注文完了!通話時間は距離を調べてもらったことや、スープカレーなので辛さやご飯の量、トッピングなどを注文したことで時間がかかって5分程度。いずれにしても思いのほかあっさりと注文が完了しました。

待つこと30分…

見慣れない番号から着信がありました。恐る恐る出てみると、タクシー会社から! なんともう届いたというのです。

慌てて外に出てみると、初老のタクシードライバーが熱々のスープカレーが入ったビニール袋を抱えて待っていてくれました。お金はちょうど用意していたので、ぴったりの金額を渡すと、店舗の領収書とは別に、食べタクのサービス料に対する領収書も用意していてくれました。
商品と領収書を受け取り、いざ実食です。

細やかなメッセージが嬉しい

味はお店で食べる味と遜色なく、美味しかったです。出来たて、熱々の状態で届けてくれたので、お店気分で味わえたのも最高。ご飯の蓋には「ご来店ありがとうございます!!スープカレーに心を込めて」と手書きのメッセージが書かれていました。なんだか心もほっこりする心遣いですね。

まとめ:食べタクは便利。積極的に使うべし。

非常に簡単に注文できて、3キロ圏内に限定しているからこそ熱々で届けてくれる「食べタク」。

札幌はUber EATSがありません。そのため、自前で配達員を持たない飲食店はデリバリーへの参入障壁が高いといえるでしょう。配達を外注した場合、手数料も大きな負担となってしまいます。こうしたサービスをうまく活用して新たなファンを獲得する飲食店も多いのではないでしょうか?

利用方法はとても簡単なので、札幌市内の対象地域に住んでいる方はぜひ活用してみてはいかがでしょうか?