札幌のお寺で社会派映画の上映イベント再び　住職による映画法話も

「お寺シネマ vol.2」が2月26日（土）、麻生・覚王寺（札幌市北区麻生町5丁目2-12）で開催される。

イベント概要

お寺の本堂で映画を鑑賞できる同イベント。上映作品は、SDGsに関連した貧困、労働、差別、ジェンダーなどの社会派作品を「キノマド」が選り抜く。

上映作品

第2回目となる今回は、イギリスのケン・ローチ監督による「家族を想うとき」（上映時間100分）を上映する。同作品は、働き方の変化と時代に振り回される家族の姿を描いたヒューマンドラマ。イギリスのニューカッスルを舞台に、懸命に生きる家族の絆を映し出す。このほか上映会では、覚王寺の住職による映画法話も行われる。仏教視点で見た同作品を解説する。

代表者からのコメント

キノマド代表者の田口亮さんは「肯定的に紹介されることもある『ギグワーク』だが、脱法的な仕組みに大きな問題があるのは間違いないのでは。一体どんな問題が？と少しでも気になった方に、『家族を想うとき』ぜひご覧いただきたい」と話し、「お寺の本堂での映画鑑賞という貴重な体験加え、住職の法話まで聴くことができて、更にチケット代金の一部はこども食堂の支援に。社会派映画と身構えず、気軽に参加してほしい」とも。