札幌「ミュンヘン・クリスマス市」が今年もオンライン開催 毎年恒例の企画も

「第20回ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」が11月19日(金)から、オンラインで開催されている。

「ミュンヘン・クリスマス市」とは?

1972(昭和47)年に姉妹都市提携を結んだ札幌市とドイツ・ミュンヘン市。同イベントは、ドイツ・ミュンヘン市と姉妹都市提携30周年を記念して2002年から開催されている。コロナ禍前は、札幌大通公園にクリスマス雑貨、ホットワイン、ドイツ料理などの屋台が並び、飲食の提供や物販などが行われていた。昨年に引き続き、今年も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンラインで開催される。

オンラインでさまざまな企画を用意

公式ウェブサイトでは、ドイツ・ミュンヘンや各国・各地で行われているクリスマスマーケットを動画で紹介する「世界のクリスマスマーケットオンラインツアー」を配信。自宅にいながらクリスマスイベントに参加している気分を味わえる。このほか、札幌市内のイルミネーションの紹介や、過去の出店店舗とクリスマス関連商品などを紹介する。

12月20日からは、市内の学生アカペラサークルや地域のゴスペルサークルなどが出演する「オンラインスペシャルステージ」も行われる。ライブイベントを行うことで出演者に発表の場を提供し、クリスマス気分を一層盛り上げる。

オンラインワークショップの開催も

これまでドイツ文化発信を目的として会場内のパビリオンで行ってきたワークショップもオンラインで開催される。ワークショップでは、本場ドイツのグリューワイン作りやクリスマスオーナメント作り体験などがオンラインを通じて自宅で楽しめる。事前に申込みをすると自宅にキットが郵送され、開催日にオンラインビデオアプリ「ZOOM」を使って参加できる。申込み方法や詳細は、特設ウェブサイトで確認できる。

開催期間:2021年11月19日(金)~12月25日(土)

参考 ミュンヘン・クリスマス市公式サイト