札幌・定山渓温泉に展望サウナ付き客室など新設 貸切専用サウナも用意

定山渓万世閣ホテルミリオーネ(札幌市南区定山渓温泉東3丁目)が10月25日(月)、展望サウナ付客室、温泉展望風呂付客室、貸切専用サウナなどを新設した。

ホテルの特徴

定山渓は、“札幌の奥座敷”として知られる温泉郷。同ホテルは、定山渓温泉の入り口に位置する複合大型旅館。約450平方メートルの広々とした大浴場には、和風呂を含む4種の内風呂、ドライサウナ、水風呂、庭園露天風呂を用意。ビュッフェレストランでは、北海道の野菜や魚介をメインに、多彩な料理を提供する。

サウナについて

展望サウナ付き客室イメージ

同ホテルは今回、展望サウナ付き客室と貸切専用サウナ「saunoa room」を地上45mの最上階に新設した。サウナ室には大きなガラス窓が備えられ、景色を眺めながら汗を流すことができる。テラスには、水風呂・外気浴椅子も配置。サウナは、サウナー専門ブランドやサウナのプロデュースを手がける「TTNE」が監修した。

完全貸切サウナ「saunoa room」

曲線を描くサウナベンチ

「saunoa」はフィンランド語で「サウナに入る」ことを意味する言葉だという。“ととのい”を求めるサウナーのために設けられた貸切専用サウナでは、ソファや床材は濡れても問題ない素材を使い、水着の場合もそうでない場合でも、サウナ上がりの時間までストレスなく快適にのんびり過ごせる空間となっている。同室には、人の身体にフィットした曲線に仕上げたサウナベンチを用意。温度や湿度も自分好みに調節することもできるという。日帰り利用も可能で、利用方法は公式サイトで確認ができる。

温泉展望風呂付客室

温泉展望風呂付客室内観

温泉展望風呂付き客室は、80平方メートルの広々とした洋室を11~13階の渓谷側に14室用意。大きな窓がついた展望風呂には定山渓温泉が引かれ、いつでも温泉を楽しめる。定山渓のナトリウム塩化物泉は、塩分が肌に付着し放熱を防ぐため、「湯冷めしない」温泉と人気の泉質。宿泊部屋で温泉を楽しめるのは同客室のみという。

食事処「Kuksa」

食事処Kuksaイメージ

食事処「Kuksa(ククサ)」も新たにオープン。「Kuksa」は北欧に古くから伝わる白樺製のマグカップのことで、贈られた人は幸せになるという言い伝えを持つ伝統工芸品。「お客様に幸せが訪れますように」という思いを込めて名付けたという。同施設はサウナ付客室・温泉展望風呂付客室の宿泊者のみが入場可能となる食事処。“お忍び”感を味わえるプライベートな空間で、喧騒から離れた上質な時間が過ごせるという。メニューは、自家製の梅干しで味付けする酢の物や、ヤーコンの自家製漬物など、道内でも珍しい食材を使用。小さなこだわりを詰め込んだ調理長自慢の季節会席膳を提供する。

参考 定山渓万世閣ホテルミリオーネ公式サイト