かき氷屋「森乃百日氷」(札幌市南区定山渓温泉西3丁目105番地)が7月2日(土)から10月9日(日)までの100日間、 定山渓第一寶亭留翠山亭内にある宿泊者専用の湯屋「森乃湯(もりのゆ)」にオープンする。今年で3年目。
定山渓は札幌中心部から車で45分。ドライブに最適な距離の温泉地。
「森乃百日氷」について
「削り氷にあまずら入れて、鋺(かなまり)に入れたる」。これは清少納言が記した「枕草子」、あてなるもの(=上品なもの、良いもの)の段の一節。このように平安時代から長く親しまれているかき氷は、日本の夏の楽しみ。夏から紅葉の時期にかけて、定山渓温泉で最も季節の移ろいが美しい100日。
素材・蜜・氷・器に向き合い、こだわり、安心して食べられる「森乃百日氷」ならではのかき氷を用意する。
素材は北海道産を中心に、生産者の顔が見える食材を使う。合わせるシロップは、第一寶亭留の調理人が作る手作りシロップ(白蜜と練乳は完全無添加)にこだわり、氷は48時間かけて作る純氷を用いる。これらを盛り付ける器は、同社の工房「翠山窯」の窯主・箕島氏が焼いたオリジナルの下皿を用意する。
メニュー
メニューは定番3種と季節がわりの1種を用意。
定番3種は以下。
「こころときめきするもの」(森の木苺)
森乃百日氷1番人気の定番メニュー
「雪の降りかかりたる」(余市くるみとバナナきな粉)
キャラメリゼしたくるみがアクセント
「あてなるもの」(抹茶とマーマレード)
温泉饅頭で有名な大黒屋商店のこしあん使用。
※51 日目から「夏は、世に知らず暑き」(みるくと生姜)に替わる。
季節がわりの1種は「二十日氷」と題し、その時季、もっともおいしい食材を使った蜜を20日ごとに変更して提供する。
「森乃湯」について
「森乃湯」は泉質に定評のある宿泊者専用の小さな湯屋。通常一般開放していないが、 100日間限定で、かき氷を求める客のみ利用可能となる(入浴代金 400 円税別・ 入湯税別)。
あえて洗い場を設けず、昔ながらの湯治場の雰囲気を持つ湯屋では、源泉100%をゆっくりと愉しめる。定山渓の上質な源泉で温まったあとの氷は格別だという。
営業時間:10時30分 整理券配布 11時〜15時※変更の場合あり
その他:オープン日前日7月1日(金)の0日氷と最終日の百日氷は完全予約制
参考 第一寶亭留公式サイト 参考 森乃百日氷(もりのひゃくにちごおり)公式サイト