札幌で「さっぽろライラックまつり」始まる　3年ぶりの会場開催

札幌の初夏を告げるイベント「札幌市制100周年記念 第64回さっぽろライラックまつり」が5月18日（水）から、大通公園（札幌市中央区大通5、6丁目）で始まった。

3年ぶりの会場開催

1959（昭和34）年、「ライラックの花が咲き揃う季節に文化の香り高い行事を行う」という文化人の呼びかけにより始まった同イベント。一昨年は新型コロナウイルスの影響で中止、昨年はオンラインで行われ、会場での開催は3年ぶりとなる。

大通会場ではカフェテラスも

約400本のライラックが咲き誇る大通会場では、ライラックスタンプラリー、ライラック写生コーナー、ライラック吹奏楽祭など、さまざまな企画を用意。6丁目のライラックカフェテラスでは「春の陽光の中、屋外で飲食を楽しむ空間」をコンセプトに、カフェテラスの雰囲気で軽食やスイーツ、ビール、ソフトドリンクなどを提供する。

川下会場では2日間開催

今月28日から2日間開催する川下会場（札幌市白石区川下）では、ライラックガイドツアーやクイズラリーを行うほか、ライラック苗木やオリジナルグッズ、飲食物などを販売する売店も設ける。

札幌観光協会尾上さんからのメッセージ

札幌観光協会イベント部担当課長の尾上文哉さんは「さっぽろライラックまつりが3年ぶりの開催となりました。初夏のさわやかな大通公園で満開となったライラックに囲まれて、様々な文化体験行事や吹奏楽のほか道内人気店のグルメもご用意しております。マスク着用や密集・密接を避ける等の感染症対策に十分お気を付けて、楽しんでいただければと思います」とコメントした。