クロスホテル札幌に新たな「アートルーム」登場　北海道の作家8組が参加

クロスホテル札幌（札幌市中央区北2条西2丁目）4階～8階のリニューアル工事が現在、行われている。

リニューアルについて

2019年から181室ある客室を3期に分けてリニューアル工事を進めていた同ホテル。今回のリニューアル工事を最後とし、4階～8階の70室にアートを取り入れた「アートルーム」を新たに設置する。工事は4月下旬に完成予定。4月29日チェックイン分から宿泊が可能になる。宿泊予約は電話とホームページで受け付けている。

リニューアル後の客室

白鳥絵美さんによる「ヒップスタイル イマジンルーム」（イメージ）

リニューアル後の客室は「アートと泊まる」をコンセプトに、「HIP（ヒップ）」、「URBAN（アーバン）」、「NATURAL（ナチュラル）」の3つのスタイルを展開。北海道を拠点に活躍する8組のアーティストが「北海道」をテーマに製作する。参加アーティストは、川尻竜一さん、小林龍一さん、齋藤周さん、斉藤麻理さん、白鳥絵美さん、民野宏之さん、「ToyToy」、「ワビサビ」。それぞれが手掛けた現代アート作品を客室内に設置する。

新たに「イマジンルーム」も

小林龍一さんによる「アーバンスタイル イマジンルーム」(イメージ)

「アートルーム」では4人の作家によるアクリル画など額装作品を28室に展示。オリジナルのアイヌ文様を彫り込んだ木製パネルを5室に展示する。このほか、4組の作家による新作デザインアートを壁紙に取り入れたを新たに37室用意。北海道の風土やアーティストの世界観を表現する。