弟子屈町で「川湯温泉 手ぬぐいMAP」発売 温泉街の新しい楽しみ方を提案

一般社団法人摩周湖観光協会(北海道弟子屈町)は、川湯温泉の散策路を紹介する新商品「川湯温泉手ぬぐいMAP」を2021年12月12日(日)から発売を始めた。

大自然の中の温泉街を再現

温泉が恋しくなる12月。自然ガイド×デザイナーのユニット<Teska Pirka(テシカピリカ)>が、川湯温泉の手ぬぐいMAPを作成した。

「硫黄山(アトサヌプリ)は川湯の象徴です。温泉も、街を取り囲む自然も、すべて硫黄山の恵みから成り立っています。そこで縦長のサイズを生かし、硫黄山の麓から湧き出て温泉街の真ん中を通り、屈斜路湖へと流れ込んでいく湯川と温泉川をクローズアップしました」。

エゾシカやキタキツネなど、この地で目にする動物も描かれ、樹木や花、鳥などはスタンプに。11の樹種の葉は、スタンプを押すスペースとしてかたどられている。

「温泉地って街中だけを見てしまいがちだけど、外側の自然、お湯が湧いている背景も知ってもらいたい。阿寒摩周国立公園の中、日本最大の屈斜路カルデラにいることを感じてもらいたいですね」。

霧氷ポイントや、エゾヤマザクラの名所、ハウチワカエデの場所も印されている。四季を通して楽しめるのも、川湯の魅力。手ぬぐいMAPを片手に、何度でも訪ねてもらいたい。

川湯温泉手ぬぐいMAP 1500円

※道の駅摩周温泉、お宿欣喜湯などで12月12日より発売予定

Teska Pirka(テシカピリカ)とは

「弟子屈町の美しい自然をもっと多くの人に伝えたい!」と立ち上がった2人組。今夏に発売した「弟子屈町MAPバンダナ」が話題に。

※バンダナは道の駅摩周温泉で販売中。

川湯温泉街をめぐる散策コース<温泉アラカルト>の紹介

<温泉アラカルト>の歩き方

①岩盤体験

地元の人たちが温泉川の清掃に励んだら、なんと岩盤が!源泉が注ぐ川の温度は約40度。

②温泉川の遊歩道で蒸気浴

近年、川沿いを散策できる遊歩道が整備された。歩くと体がぽかぽか。真冬は霧氷ポイントに。

③川湯神社の手湯

手水舎に流れているのは、60度のお湯!熱々の温泉で清めて参拝すれば、運気もアップする!?

④飲泉

強酸性の川湯温泉は、飲むこともできる。さてそのお味は?まずはちょっと試してください。

⑤足湯

熱めのお湯がクセになる!町民も観光客も、会話が弾む。次なるトレンドは、“足湯ケーション”!?

⑥川湯の森で森林浴

隣接する川湯の森は、約30の樹種から成る針広混交林。ほぐれた体がさらに癒される。

北海道のひがしの真ん中、弟子屈町。1904(明治37)年の開湯以来、強酸性の特異な泉質で多くの湯治客に愛されてきた川湯温泉街には、あったかい川が流れている。
街中に100はあるという源泉が注ぎ、流れている川の水は約40度。昨年から地元の人たちが清掃に励み、通称「温泉川」を長靴などを履いて歩けるようにしたところ、川湯の新しい魅力として生まれ変わった。なんたって、“歩ける足湯”!

この冬は、温泉川をスタート地点とした散策コース<温泉アラカルト>を提案

岩盤の上をジャブジャブ歩いたら、温泉川遊歩道で蒸気浴を堪能。その後は、手水舎に60度の源泉が湧き出ている川湯神社へ。すぐ近くの飲泉や足湯にもチャレンジをしたら、最後は、隣接する<川湯の森>を巡りながら、森林浴まで楽しめる。

阿寒摩周国立公園内に位置する、自然豊かな川湯温泉を、五感のすべてで堪能してみませんか?

参考 Kawayu散策温泉アラカルト公式サイト

温泉施設を回ってスタンプを集めよう!KAWAYU_STAMPSスタート

もうひとつの楽しみは<KAWAYU_STAMPS>。手ぬぐいに描かれている10の温泉施設には、川湯の動植物をモチーフにしたスタンプが置かれている。手ぬぐいの葉っぱシルエットに押して、手ぬぐいMAPをカスタマイズしてみよう。

KAWAYU_STAMPS設置場所

・川湯観光ホテル、お宿欣喜湯
・KKRかわゆ、お宿欣喜湯忍冬
・ホテルパークウェイ、湯の閣池田屋
・ホテル開紘、ARtINn極寒藝術伝染装置、川湯公衆浴場、川湯ふるさと館
以上10か所

※手ぬぐいの下部分に描かれてる葉っぱの型に、スタンプをポンッ!布用のインクを使用しているので、使用後も消えることはない。

参考 弟子屈町川湯温泉公式サイト 参考 弟子屈なび公式サイト