札幌の「金獅子のヤキニク」にお肉の冷凍自販機登場　おうち焼肉やキャンプにも

「金獅子のヤキニク」を運営する「フィースト」（札幌市清田区平岡3条1丁目）が9月24日（金）、冷凍自動販売機「ど冷えもん」を活用した焼肉のテイクアウトメニューの販売を始めた。

設置場所

自動販売機の設置場所は、札幌の通勤、流通の要として利用される国道36号線沿いの「金獅子のヤキニク清田本店」（札幌市清田区清田1条1丁目）前。店舗前に2台設置された同自販機には、自宅で気軽に味わえる「ごちそう肉」やキャンプ需要に合わせた手間いらずの味付け冷凍肉などを販売する。札幌では初導入。

導入の背景

同社によると、コロナ禍により政府や自治体からの要請を守り営業している店舗は、コロナ禍前の売上と比べると3～4割程度という。「緊急事態宣言が解除されたが、今後も第6波の懸念や休業中に離れてしまった雇用の獲得など、問題は山ずみ」と同社は厳しい経営状況を明かす。現状の状況をふまえ、中長期を見据えた対策の一環として、非接触販売、24時間無人対応が可能な冷凍自動販売機を導入を決めたという。

販売商品一覧

金獅子和牛カルビ（タレ）

販売価格：240グラム1,500円

牛ホルモン（味噌）

販売価格：360グラム1,000円

熟成金獅子牛サガリ（タレ）

販売価格：360グラム1,000円

このほかにも数種類のメニューを用意。今後シーズンメニューも販売予定。

同社からのコメント

同社の担当者は「全商品、店舗でも提供するメニューを家庭用に小分け冷凍したもの。おすすめは店舗の看板メニューでもある特製味噌ダレの『金獅子牛ホルモン』や秘伝のタレで味付けをした『金獅子和牛カルビ』なのでぜひ」と呼び掛ける。同社は今後、飲食店だけでなく、弁当のテイクアウトやデリバリー、物産展出展や精肉の小売など、肉に関わるさまざまな分野に精通する「肉の総合商社」を目指すという。