札幌で「札幌爆音映画祭」開催　　音楽ライブ用の音響機材で大音響上映

「札幌爆音映画祭2021」が10月1日（金）から3日間、札幌市民交流プラザ（札幌市中央区北1条西1丁目）3階クリエイティブスタジオで開催される。

イベント概要

同イベントは、音楽ライブ用の音響機材を使って大胆かつ繊細な大音響で映画を上映するイベント。映画・音楽評論家、爆音上映プロデューサーの樋口泰人さんが2004（平成16）年に開始。3回目となる今回は、開催期間を拡大し、傑作SFやミュージカル、現代中国の作品から、コロナ禍での無観客ライブ、東日本大震災後の日本の姿を問う作品まで、今を反映した作品がそろう。

上映作品

上映作品は、「メッセージ」、「レ・ミゼラブル」、「カネコアヤノZeppワンマンショー2021」、「鵞鳥湖（がちょうこ）の夜」、「典座 -TENZO-」の全5作品。

上映作品1：メッセージ

アカデミー賞音響編集賞受賞。観る者の感覚を進化させる、異色のSF感動作。

日程：10月1日（金）
時間：18時40分開場、19時上映開始
料金：1,500円

上映作品2：レ・ミゼラブル

ヴィクトル・ユーゴーの傑作を壮大なスケールで映画化した、ミュージカルの金字塔。

日程：10月2日（土）
時間：13時10分開場、13時30分上映開始
料金：500円

上映作品3：カネコアヤノZeppワンマンショー2021

今だから生まれたカネコアヤノ無観客ライブ。配信時の音響から爆音上映用に再設計。

日程：10月2日（土）
時間：16時30分開場、16時50分上映開始
料金：2,500円

上映作品4：鵞鳥湖の夜

男と女、雨と夜、街と死。様式美と新奇性に満ちた音響で送る傑作サスペンス。

日程：10月3日（日）
時間：13時10分開場、13時30分上映開始
料金：1,500円

上映作品5：典座-TENZO-

©空族

空族×全国曹洞宗青年会。富田克也最新作は仏教と3.11以後の日本のすがた。

日程：10月3日（日）
時間：15時50分開場、16時10分上映開始
料金：1,500円（富田克也監督トーク付）

開催にあたってのメッセージ

会場のクリエイティブスタジオ

広報担当者は「今年で3回目となる「札幌爆音映画祭」。今回は、3日間5作品と期間・本数を拡大してお届け。誰もが知る名作からゲストトーク付上映まで、いまを反映したセレクションとなっている。プロデューサー・樋口さん選りすぐりの作品を、会場となるクリエイティブスタジオのためだけに創り出した最高の『音』で楽しんでもらえれば嬉しい」と話す。

開催期間：10月1日（金）～3日（日）
開催は、新型コロナウイルス感染症の状況により中止または内容変更の場合がある。

参考 PLAZA FESTIVAL 2021 札幌爆音映画祭イベントページ