「テイクイーツ」を導入したタクシーデリバリー 札幌エリアで提供開始

「テイクイーツ」を導入したMKタクシーのフードデリバリーサービス「MKタク配」が、札幌市内で提供を開始した。



「テイクイーツ」とは?

「テイクイーツ」は、飲食店が初期費用無料でテイクアウト事業をスタートできるテイクアウト予約・決済システム。同サービスは、最短1営業日からスマホ事前予約の受付を開始できる。飲食店側は、初期費用がなく、電話注文による受注ミスなども防げるため、負担やリスクが軽減される。消費者側も電話が繋がらないということもなく、メニューや値段がわかりやすいため、スムーズな購入ができる。飲食店にも利用者にも利便性のあるサービスを提供している。

「MKタク配」とは?

「MKタク配」は、タクシーを使用したフードデリバリーサービスで、注文を受けた店舗から配車依頼を受けたMKタクシーが商品を受け取り、注文者に届ける。同サービスは、今年1月より、京都市内限定で「テイクイーツ」を全面導入し、飲食店にも利用者にも利便性のあるサービスを展開してきた。今回は、引き続き巣ごもり需要の増加が続く中、コロナ禍におけるテイクアウト・デリバリーの利用に対応するため、札幌エリアにも「テイクイーツ」の導入を決めたという。導入店舗は、2021年6月現在3店舗。配送は、札幌市(中央区・白石区・豊平区)限定で、配送料は550円。今後サービス拡大を予定している。

コメント

「テイクイーツ」の開発元である株式会社ランプ代表の河野匠さんは「MKタク配は京都で昨年試験運用を行った結果、飲食店・利用者ともに好評だったためグループ内である札幌への展開が決まった。ご家族での利用や法人のお弁当の需要が高く、一度にたくさんの料理を丁寧に運べることがタクシーデリバリーの強み。札幌市内にお住まいの方は、ぜひ活用してほしい」と呼び掛ける。

札幌市内に住む30代の女性は「札幌市にこういったデリバリーサービスが増えてうれしい。選択肢の一つとして利用したい」と話す。



参考 MKタク配公式サイト