札幌グランドホテルで浅井憲一展 無数の鉄の棒を組み合わせた立体作品を展示

会場の様子

鉄の彫刻家・浅井憲一さんの個展「浅井憲一展~鉄の彫刻~『ふたつの影』」が現在、札幌グランドホテル(札幌市中央区北1条西4丁目)グランビスタギャラリーサッポロ(本館1階)で開催されている。



彫刻家・浅井憲一さん

浅井憲一さんは、金属を加工し、躍動感あふれる動物などの立体作品を制作する札幌在住の彫刻家。札幌市南区にあるアトリエにて彫刻を制作している。「鉄という素材で生命を表現する」ことをテーマに作品を作り続けている。

展覧会内容

無数の鉄の棒を組み合わせた立体作品

同展では、日本では北海道にのみ生息し、あまり人の目や手に触れることのないシマフクロウやエゾシカなど、数点の立体作品が展示される。浅井さんは、北海道の自然や、人の手の届かない自然の尊さを表現したいとの思いで作品を制作した。

フクロウやエゾシカなどの造形作品が並ぶ

芸術文化を通じて市民生活への貢献を図る

同ホテルは、「グランビスタギャラリーサッポロ」の展覧会を通じて、市民やホテルを訪れる来館者に北海道のアートや芸術文化に自由に触れてもらい、ホテルを介して地域と市民、文化の新たな繋がりを創造し、市民生活への貢献を図っていくという。

MEMO
開催期間:4月14日(水)~5月31日(月)
開催時間:11時~19時(土曜・日曜・祝日は休館、最終日のみ17時まで)
料金:入場無料



参考 浅井憲一展 ~鉄の彫刻~『ふたつの影』札幌グランドホテル