札幌市円山動物園で長寿動物お祝い 市内ホテルシェフがケーキ作成

札幌市円山動物園(札幌市中央区宮ヶ丘 3、TEL 011-621-1426)で旧敬老の日である 9 月15 日(火)、ホッキョクグマの長寿を祝う「お祝いケーキ」がプレゼントされた。

ホッキョクグマ館

会場となったホッキョクグマ館(旧世界のクマ館)では 14 時から、ケーキの贈呈式が行われた。多くの家族連れが見守る中、ホッキョクグマの「デナリ」がゆっくりとケーキを味わう姿が見られた。

ホッキョクグマ「デナリ」

1993 年 11 月 9 日・アメリカ合衆国ユタ州ソルトレイクシティ・ホーグル動物園で生まれたデナリは26 歳のおじいちゃんクマ。1995 年 5 月から同園で暮らしている。

プレゼントしたケーキ

プレゼントしたケーキの土台はペースト状にした馬肉 2.5 キロ。その上にぶどう、ブルーベリー、スイカ、パイナップル、リンゴ、ニンジン、白菜などをトッピングし、ケーキの横に生クリームで「祝 26th デナリ」のメッセージを添えた。馬肉はデナリの好物だという。

ブルーベリーとスイカは南幌町から、ニンジンは JA いしかりから今回の敬老の日イベントのために、同園へ寄贈された。

センチュリーロイヤルホテル金子厚総調理長

ケーキを担当したのはセンチュリーロイヤルホテル(中央区)の金子厚総調理長は「ご長寿動物のためにケーキを作るのは 5 回目。今年も美味しく食べていただいた。いつまでも長生きしてほしい」と話した。

当日は高齢のニホンザルやチンパンジー、カバにも特別メニューが用意された。