北海道のスナック3店が「オンラインスナック横丁」参加中 女性の1人利用も多い

約500軒のスナックを巡り「スナ女」として活動する五十嵐真由子氏が企画・運営する「オンラインスナック横丁」では、5月14日にオープンして以降、140以上のスナックから加盟希望が寄せられており、現在では全国、さらにはNYやモスクワなどのスナックがサービスを展開している。
北海道からは「スナック ひなぎく(北海道 札幌)」「Lounge Lily(北海道 釧路)」「カラオケスナックイケレ(北海道 音威子府村)」ら3店がサービスを展開中だ。

オンラインスナック横丁とは?

全国500軒のスナックを渡り歩いたスナック愛好家である五十嵐氏。

今回のコロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言発令後、今まで訪れた全国のママから相談の電話やメールが寄せられた事がきっかけで「オンラインスナック横丁」は生まれたという。

当初、スナックのママやマスターとのトークやコミュニケーション能力をオンラインでも発揮してもらえるようなオンライン上でのプラットフォームを作りたいと4月上旬から動き出した。
スナックといえばカラオケだ。そこで約3週間、複数のカラオケ事業者と交渉を重ねたり(結果的には断念した)、ママ達(高齢者も含めて)や客がシンプルで使いやすい仕組みはどのようにすべきか、決済で弁護士から投げ銭のような形は違法であると聞き、入場チケット式にすべきであるなど、様々な課題をクリアしながら、スピードを第1優先に、全国のママ8名が参加し、5月14日にリリースした。

参加店数

オンラインスナック横丁は開店以来、加盟店数は35スナック。現在、約3ヶ月半が経過し、利用者、加盟希望スナックも増加しているという。
利用者については全体の6割がスナック初心者で、全体の4割が女性1人利用であるという店も特徴だろう。
また、客のリピート率も約6割と非常に高く、すでに週3回通う常連や、北から南までさまざまなスナックを飲み歩く客が現れるなど、実際のスナックに近い常連が形成されてきているという。

現在では、加盟希望スナックも200軒を越え、全国各地からだけでなく、ニューヨークやモスクワ、ベトナムも加入。
海外スナックではスナックトークだけでなく、ママ自らが周辺地域を「お散歩ツアー」してくれたり、英語でスナックに挑戦する「英会話スナック」など、独自のサービスも展開中。既存のスナックの概念を越えたサービスが、ママたちのアイディアによって生まれている。

また、面識のない客と相席したり、実店舗を訪れている客とコミュニケーションがとれるなど、ママ以外の人らと交流を持てる店も人気。

従来の形にない、新たなスナックが生まれつつあるようだ。

女性客が増えている背景

五十嵐氏は「料金が明快、どんなママなのかが事前にわかる、といったハードルの低さは大きいです。また、女性は様々な体験をすることに前向きなようで観光ツアー体験、ママが方言でコミュニケーションをとる地方色豊かなお店は人気があります。

このように、スナックといえば、愚痴を吐く、カラオケを歌ってストレスを発散する、という今までのスナックスタイルではなく、自宅にいながら、様々な地域や、人々と繋がれる、新しい体験ができる、といったことに楽しさを見出しているように感じます」と分析する。

北海道のオンラインスナック加盟店

北海道からは現在3店舗が参加している。

利用方法

利用方法は簡単で、まずはオンラインスナック横丁ホームページ(以下参照)にアクセスし、スナック一覧から好きなスナックを選択する。

各スナック紹介ページの提供メニューから好みのメニューを選択。
オンラインスナック横丁では「1対1」(ママとのプライベート)、「フリー」(他の客と相席)、「貸切」(グループで貸切)の3種類のチケットを用意。
チケットの展開はそれぞれのスナックによって異なるので、スナック紹介ページを参照。

料金は平均2,500円~3,500円ほど。
接客タイプによっても料金は異なるで、事前に要確認。

次にカレンダーから好きな日程を選択する。
日をまたぐ開催時間にも対応しているのは嬉しいポイントだろう。

その後はカートに追加し、決済を行う。
決済方法はクレジットカード(VISA、MASTER、AMEX)、オンライン決済(PayPal、GooglePay、ApplePay)に対応している。

決済が完了するとオンラインスナック横丁からメールが届く。
メールには入店のリンクがあるので、削除しないように注意を。
予約日時の5分前になったら、メールに記載されている入店用URLをクリックし、オンラインスナック体験を楽しむことが出来る。

このほか、スナックママへのドリンクの差し入れや店でのボトルキープ、占いなどのオプションメニューが用意されている。
入場チケットと一緒に購入したり、入店中に購入することも可能だという。

五十嵐 真由子氏のメッセージ

「現在も感染者が確認され、夜の繁華街に厳しい目が向けられています。 感染予防対策を徹底しやっとの思いで店を再開したスナックもこのような事態が続き、未だ厳しい状況は変わりません。オンラインスナック横丁では、なかなか外出できない人々と、様々な地域のスナックの出会いを創出し、オンラインによる疑似スナック体験や旅行体験など新たなエンタテインメントでスナック業界を盛り上げてまいります」と話す。