ノースワン株式会社がウポポイ(民族共生象徴空間)で限定デザインジュエリー販売

ノースワン株式会社は、7月12日に開業した「ウポポイ(民族共生象徴空間)」(北海道白老郡白老町若草町2丁目3)の国立アイヌ民族博物館内にオープンしたミュージアムショップで販売する、限定デザインのオリジナルグラスジュエリーを製作した。

ハンドメイドグラスジュエリーブランドが作るウポポイだけのネックレス

北海道の自然をイメージしたハンドメイドのガラスのアクセサリーブランド「NORTH ONE GLASS JEWELRY(ノースワングラスジュエリー)」がウポポイのために4種類のネックレスを制作。ハンドメイドにこだわり、形、色合いなどはひとつひとつ微妙に異なる美しさを出すのも魅力の一つ。形にもこだわったという。

「CUP(太陽・月)」「RERA(風)」「WAKKA(水)」「UPAS(雪)」といった北海道の雄大な自然をイメージさせるネックレスで、普段使いしやすい色合いとデザインを目指した。コードは長さ調整のできるコットン製。鮮やかな色合いは男性でも女性でも楽しめる作品だ。

ウポポイ(民族共生象徴空間)とは

アイヌ文化の振興や普及啓発は、伝承者の減少、アイヌ語や伝統工芸など存立の危機にある分野の存在、また、未だなおアイヌの歴史や文化等について十分な理解が得られていないといった課題に直面している。このような背景を踏まえ、2009(平成21)年7月、「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」(座長:内閣官房長官)において、民族共生象徴空間はアイヌの人々が先住民族であるとの認識に基づきアイヌ政策の「扇の要」として提言された。

ウポポイ(民族共生象徴空間)は、アイヌ文化を復興するための空間や施設であるだけではなく、我が国の貴重な文化でありながら存立の危機にあるアイヌ文化を復興・発展させる拠点として、また、将来に向けて先住民族の尊厳を尊重し、差別のない多様で豊かな文化を持つ活力ある社会を築いていくための象徴として位置づけられている。

ノースワングラスジュエリーとは

北海道千歳市に本社を置く、2014(平成26)年に創業したハンドメイドのガラスアクセサリーのブランド。北海道内のリゾートホテルや空港などを中心に40店舗以上で販売している。

雪や花、海、畑、山々といった北海道の自然をモチーフにしたガラスアクセサリーは、北海道を旅する人々の思い出の品として多くの人に愛されている。
また、ノースワンジュエリーは北海道大学、北海道日本ハムファイターズ、北海道コンサドーレ札幌、レバンガ北海道などとのコラボレーションを発表し、普段使いできるネックレスとしてのグッズを提供してきた。