センチュリーロイヤルホテルが館内共用部分を抗菌・抗ウイルス加工

センチュリーロイヤルホテル(札幌市中央区北5西5)は10月27日、客用エレベーターや朝食ビュッフェレストランのテーブル、椅子など宿泊客らが頻繁に利用する共有部分に抗菌・抗ウイルス加工を実施した。

無光触媒「エコキメラ」の噴霧

メーカーによる試験でウイルスや細菌を不活性化させる効果が確認されている薬剤(無光触媒「エコキメラ」)の噴霧を実施。効果の持続期間は約5年間という。施工が完了した場所には、抗ウイルス・抗菌施工済証明書やステッカーを掲示している。

抗菌・抗ウイルス加工の背景

新型コロナウイルスの新規感染者数が減少し、お得な旅行の割引やイベントの制限緩和など、これから年末に向けて宿泊客などが多くなることが予想されるため、安心してホテルを利用してもらうために、実施を決定した。

施行済ステッカー

同ホテルはこれまでも館内各所にアルコール消毒液の設置や館内の定期的なアルコール消毒など様々な新型コロナウイルス感染防止の対策を実施。

メッセージ

総支配人の桶川昌幸さんは「今回の抗ウイルス・抗菌施工は部分的であるが、スピード感を重視して実施することとした。目では見えないウイルスとの闘いだが、少しでも安心して過ごせるよう今後も感染症対策にしっかりと取り組んでいきたい」と語った。

参考 センチュリーロイヤルホテル公式サイト