女性店主が自ら作ったモンゴルゲルの「CAFE STAND 窓」　積丹コーラ使った新メニュー発売

2021年5月、積丹町美国にオープンした倉島牛乳ソフトクリームをメインメニューとするテイクアウト店「CAFE  STAND 窓（まど）」（積丹郡積丹町美国町字船澗38-4）が、「積丹コーラ ソフトクリーム」を販売開始した。

CAFE STAND 窓

店舗としたのは、モンゴルの移動式住居であるゲル。ランドマークになるインパクトのある店舗にしたかったこと、ストーリー性があることをやりたかったという思いで5か月をかけて、店主である武田友華さん自らが作った。

武田さんは2017（平成29）年、札幌から積丹町へ地域おこし協力隊として移住。2018（平成30）年から3シーズンに渡り、鰊伝習館ヤマシメ番屋でヤマシメcafeの運営を担当していた。

2019年冬、登別ゲストハウス赤と青でソフトクリーム事業に携わり研鑽を積んでいたこと、積丹町美国におけるソフトクリーム店の需要を3シーズンに渡るカフェ運営で感じていたこともあり、2020年の新型コロナウイルス流行による情勢の変化が大きな後押しとなって自らの店をオープンすることとなった。

積丹コーラ ソフトクリーム

積丹町内で製造されている積丹スピリットのクラフトGIN(BOUQUET)をベースとしたクラフトコーラ（シソコーラ）リキュールをかけた大人のためのソフトクリームに仕上げた。GINの香り、シソコーラのスパイスの香りが際立つ香りで味わうソフトクリーム。
トッピングされているレーズンはGINで漬け込んでおり、噛む度にGIN（BOUQUET）の香りがはじけりる。

※同メニューはアルコール商品
※同メニューはソフトクリームにシソコーラリキュールをかけた商品であり、炭酸飲料は使用していない

CAFE STAND 窓の思い

CAFE STAND窓のコンセプトは、ソフトクリームを通して積丹・後志のわくわくを届けること。ソフトクリームというアイテムを通して、同じ積丹町内で作られているクラフトGINの魅力を知ってもらうきっかけになればとの思いから商品を開発した。

「香りで味わう」という新たなソフトクリームの楽しみ方を提案する。