企画展「開館40周年記念 宮の森 この地が生んだ美術」が7月13日(火)から、本郷新記念札幌彫刻美術館(札幌市中央区宮の森4条条12丁目、TEL 011-642-5709)で開催されている。
本郷新記念札幌彫刻美術館とは?
同美術館は、札幌生まれの彫刻家・本郷新さん(1925-2012)が1977(昭和52)年にアトリエ兼ギャラリーとして建てた邸宅を出発点とする小さな美術館。
宮の森は、本郷さんがアトリエを構えた年と同時期に本田明二さん(1919-1989)や八木保次さん(1922-2012)、八木伸子さん(1925-2012)ら戦後の北海道美術を代表する美術家が制作の拠点として選んだ場所。都市の喧噪から離れた周辺環境やアトリエの窓から見える四季折々の自然は、彼らの生活に彩りを与えると同時に、日々の創作活動にインスピレーションをもたらすものだった。今なお、さまざまな美術家が宮の森を拠点とし、多彩な表現が生まれゆく地となっている。
企画展「開館40周年記念 宮の森 この地が生んだ美術」
同展では、同美術館のコレクションから宮の森とその周辺地域ゆかりの美術家による作品23点を紹介し、宮の森が育んだ美術の魅力を紹介する。
出品作家は、本郷新さん、国松登さん、本田明二さん、八木保次さん、八木伸子さん、大本靖さん、阿部典英さん、國松明日香さん(生年順)。
メッセージ
展示担当の平井菊花さんは「何度見ても新鮮な発見があり、感性を刺激される作品ばかり。清涼感あふれる展示室の雰囲気を、ぜひ体感しに来てほしい」と呼び掛ける。
開館時間:10時〜17時
休館日:月曜
観覧料:一般=500円、高校・大学生=300円、中学生以下無料
休館日:月曜
観覧料:一般=500円、高校・大学生=300円、中学生以下無料
参考 本郷新記念札幌彫刻美術館公式サイト