センチュリーロイヤルホテル(札幌市中央区北5条西5丁目)はひとあし早い春の訪れを楽しんでもらおうと3月19日(金)から、日高・浦河町内の桜の枝を23階スカイレストラン「ロンド」に装飾する。同町の桜の展示は今年で3回目。
センチュリーロイヤルホテル×浦河町
同ホテルと浦河町は2016(平成28)年以来、シーズンでタイアップしている。これまでにレストランで夏イチゴやアスパラガスなど同町産食材を用いた限定料理を提供しているほか、中央競馬で活躍した同町内産名馬のゼッケンや優勝レイ、道内最長の歴史がある町内の映画館を紹介するロビー展示など、毎年さまざまな企画を展開してきた。
桜の展示
期間中、桜並木「優駿さくらロード」など同町の桜を管理する樹木医の金田正弘さんが剪定したエゾヤマザクラ、舞姫、八重紅枝垂れ、釧路八重、思川、紅豊の全6種の枝、約200本を同レストラン入口の22階エレベーターホールや店内(一部)に飾る。
このほか桜をイメージしたパスタやドリンクを期間限定で提供する。
23階 スカイレストラン ロンド
「浦河町の桜で花見気分」
特別協力:浦河町
さくらいっぱい!春色クリームパスタ
利用期間:2021年3月19日(金)~3月31日(水)
利用時間:11:30~14:00
販売価格:単品1名様2,000円(税込)、セット1名様2,500円(税込)(浦河町産いちごの飲むフルーツ酢、さくらミルクティー付)
桜のイラストは浦河町出身の漫画家・森雅之氏がうらかわ旅の為に描き下ろしたオリジナルの1枚。
ストロベリーミルク
利用期間:2021年3月19日(金)~3月31日(水)
利用時間:11:30~15:00(L.O.14:30)、16:00~22:00(L.O.21:00)
販売価格:1杯1,200円(税込)
総支配人コメント
総支配人の桶川昌幸さんは「道内唯一の回転レストランでひと足早い春の訪れを楽しんでいただきたい。暗いニュースが続いているが、少しでも明るい気持ちになっていただきたい」と話す。
昭和43年5月、浦河町内の西舎にあった日高種畜牧場(現JRA日高育成牧場)を会場に第1回の桜まつりを開催。以来、桜並木の開花に合わせて、春の訪れを楽しむイベントとして、人気を博している。現在は、約3kmにわたり1,000本を超える桜が立ち並ぶ「優駿さくらロード」の中ほどに位置する「うらかわ優駿ビレッジAERU」特設会場で開催されている。夜には桜並木がライトアップされ、日中とは違う幻想的な雰囲気を楽しめる。
【エゾヤマザクラについて】
「優駿さくらロード」の大半を占めるほか、樹齢100年を超える「百年桜」や「長寿桜」といった一本桜も訪れる人々の目を楽しませている。
【釧路八重について】
釧路近郊の自生種の中から選抜され確立された大輪で濃い紅の八重咲の品種。エゾヤマザクラ等より若干開花が遅く見ごろを迎える。「うらかわ優駿ビレッジAERU」周辺では、毎年5月末頃まで様々な桜を楽しむことができる。