札幌のタクシー会社と「キッズドクター」が連携 病院までの移動手段に

小児の健康相談アプリ「キッズドクター」と「札幌MKタクシー」が連携したタクシーの配車支援サービスが3月10日(木)、札幌市で始まった。

「キッズドクター」とは

「キッズドクター」は、子どもの急な体調不良時などに活用できる無料アプリ。アプリでは、平日夜間や休日の診察時間外に看護師に相談できる「チャット健康相談」や、スマートフォンで医師の診察が受けられる「オンライン診療」、自宅に医師が来てくれる「往診」などの予約支援サービスを提供している。往診やオンライン診療は「キッズドクター」と提携している医療法人に所属する現役の医師が対応。診察料は、健康保険と子ども医療費助成制度が適用される。

今回の連携について

札幌市では昨年9月から、平日夜間や休日など病院の開いていない時間に利用できる夜間往診予約受付サービスを開始。「夜の時間帯に救急病院までの交通手段がない」などの利用者の声から今回、「札幌MKタクシー」との連携に至った。連携により病院までの移動手段として同社タクシーを利用できるようになった。チャット相談機能を通して、近くの時間外対応の病院やクリニックを聞くこともできる。配車支援の対象エリアは、札幌市中央区、豊平区、白石区。

参考 キッズドクター公式サイト