札幌芸術の森で「かんじきウォーク」開催 彫刻鑑賞やバードウォッチングも

「芸森かんじきウォーク2022」が1月8日(土)から、札幌芸術の森野外美術館(札幌市南区芸術の森、TEL 011-592-5111)で開催されている。

「かんじき」を履いて雪原を散策

ダニ・カラヴァン《隠された庭への道》

冬期休館中の野外美術館が無料開放され、伝統的なスタイルの木とロープでできた「かんじき」を履いて自由に散策できる同イベント。参加者には、野外美術館マップや野外美術館内で見られる動物たちの足あとが掲載されている「芸森かんじきウォークパンフレット」が配布され、雪原の中で彫刻を鑑賞しながら、バードウォッチングや動物の足跡探しなどの散策を楽しむことができる。

貸し出しについて

かんじきは芸術の森センターで貸し出している。料金は、大人用かんじき=500円、小学生以下=無料。小学生以下には子ども用のプラスチック製のかんじきが用意される。長靴の貸し出しも行なっているが、サイズと数量が限られているため、履き慣れた冬靴(長靴)の持参がおすすめ。

ミニゲームなども

参加者は野外美術館を周遊しながら、ハンターやサイエンティストなど、さまざまな役になりきり、5つのミッションのクリアを目指す「NARIKIRI MISSION~かんじきミニゲーム~」も開催予定。このほか、同美術館に隣接する芸術の森センター2階のレストラン「畑のはる」では、温かいおしるこが味わえるので、かんじきの後の冷えた身体を温めてくれる。

担当者からメッセージ

担当者は「今しか見ることのできない銀世界に佇む彫刻の表情や、可愛い小動物との出会いも魅力なので、真っ白でやわらかな雪原の中、冬ならではのかんじき散歩を楽しんでほしい」と話す。

開催期間:1月8日(土)~3月13日(日)
開催時間:9時45分~15時30分(入館は15時まで)

参考 芸森かんじきウォーク2022公式サイト