札幌・大倉山で札幌冬季五輪50周年記念事業　当時のメニューを現代風にアレンジ

札幌オリンピック50周年記念イベント「～50年前の歴史を『食』で振り返る2日間～YOKOSO～ようこそ～選手村inヌーベルプース大倉山」が来年1月15日（土）・16日（日）、「ヌーベルプース大倉山」（札幌市中央区宮の森1274）で開催される。

大倉山の魅力

1972（昭和47）年に「冬季オリンピック札幌大会」の舞台となった大倉山ジャンプ競技場。スキージャンプ台の頂上には展望台が設けられ、札幌市内が一望できる。夜には日本新三大夜景に選ばれている札幌の夜景も楽しめる。

札幌オリンピック50周年記念事業の一環

同競技場内にあるレストラン「ヌーベルプース大倉山」では、札幌オリンピック50周年記念事業として、当時の選手が選手村で食べていた食事メニューを現代風にアレンジしたブッフェイベントを2日間限定で行う。メニューは、前菜に蟹のコロッケ・トマトソース、海老パン粉付揚げタルタルソース、ビーツのサラダ、キャロットラペ、グリーンサラダなどを用意。メインは、仔羊の茸入りシチュー、白身魚の洋酒煮グラタン、天ぷらなど。パンやデザートなども含め、約30種類の料理を提供する。

ヌーベルプース大倉山

創作フランス料理を提供する同レストラン。店名の「Nouvelle Pousse（ヌーベルプース）」とは、フランス語で「新芽」のこと。既成概念にとらわれない、新しいフレンチを追求し、地産地消を大事にした、素材の風味が香る料理を提供する。

総料理長からのコメント

同レストラン総料理長の加藤秀克さんは「当時の選手村の食事メニューについては、メニュー名しか資料が残っていないため、時代背景をもとに、当時の味を想像してレシピを一から仕上げ、そこに現代のフレンチの技法やヌーベルプースならではのエッセンスを加え今回の料理が完成しました。また、ヌーベルプース大倉山では食材にもこだわり、できる限り地産地消を目指し、道産の食材を多く使用しています。本当に特別な料理なので、この機会にぜひお越しください」と呼び掛ける。