ホテルオークラ札幌が今月閉館 高級ホテルとして新たに開業を目指す

ホテルオークラ札幌(札幌市中央区南1条西5丁目)が今月20日(月・祝)、移転新築のため、営業を終了する。

ホテルオークラ札幌について

同ホテルは1980(昭和55)年に仙台の不動産会社が「ホテルアルファ・サッポロ」として開業。2003(平成15)年にオークラが事業を引き継ぎ、「ホテルオークラ札幌」として新装オープンした。同ホテルは、築40年を超えるため、現地での耐震補強工事か、新たな用地での建て替えを検討していたが、土地と建物の売却を先行することを決めたという。

今後の展望

新ホテルは、札幌市内で新たな用地を開発し、高級ホテル「オークラ プレステージ」の開業を目指す。「オークラ プレステージ」の部屋数は400程度までで、全ての部屋の面積が45平方メートル以上の広さを確保する必要があるという。同社は、「札幌という市場を中長期視点では非常にポテンシャリティの高い都市であると捉えている。日本の基幹都市の中で札幌は、真のラグジュアリーホテルが無い真空地帯」と述べ、札幌初となるラグジュアリーホテルとして「オークラ プレステージ」の展開を計画しているという。

札幌にも真のラグジュアリーホテルを

東京には多くの高級ホテルがあるが、ミシュランガイドで星5の評価を受けている日系のホテルは同グループが経営する「The Okura Tokyo」のみという。国内外から「なぜ札幌にラグジュアリーホテルが無いのか」という声も多く寄せられ、同社は「そういったグローバルな要望に札幌という街として応えていく必要もある」と考えを述べた。

札幌市民へメッセージ

同ホテル社長の宮崎誠さんは「長きにわたり、多くのお客様にご利用いただいておりますことに改めて御礼申し上げます。9月20日をもって皆様とお別れすることとなりますが、ホテルオークラグループは札幌を国内の重要基幹都市と捉えており近い将来再びオークラブランドを復活するべく様々な検討を進めております。それまでの間オークラの名を冠するホテルが札幌から無くなってしまうのは残念ですが、オークラ プレステージ札幌としての再スタートを楽しみにして頂ければ幸いです」と話す。

参考 ホテルオークラ札幌公式サイト