札幌で「北の妖怪展」 薄暗い部屋の中を進む展示も

第8回「北の妖怪展」が、アートスペース201(札幌市中央区南2条西1丁目7-8)山口中央ビル5階で開催される。

イベント概要

同展は道内・道外から妖怪好きな作家が集まり、妖怪をテーマにした作品展。2014(平成26)年から始まり、1年に1度開催してきた。学生から社会人まで総勢26人が、絵画、イラストレーション、手芸作品、立体造形作品など、さまざまな形で妖怪の魅力を表現する。

2つの展示室

「明展」の様子

「暗展」の様子

展示室は、通常の照明の中で鑑賞する「明展」と、照明のない薄暗い部屋の中で、明かりを手に持って作品を鑑賞できる「暗展」の展示室がある。「暗展」の展示室は、妖怪たちの最も好む時間(黄昏時)を表現しているという。来場者はスマートフォンや懐中電灯で作品を照らしながら場内を進んでいく。妖怪たちの世界に入り込んだような気分が味わえる。

物販コーナー

物販コーナー

物販コーナーでは、クリアファイル、シール、しおりセット、缶バッチ、ポストカードなど、展覧会オリジナルグッズや参加作家による妖怪グッズの販売も行う。「妖怪」をテーマにしたグッズが販売されるイベントは、北海道ではここだけだという。

メッセージ

代表者の猫宮麿さんは「ユニークでチャーミングな妖怪たち、美しく妖しい妖怪たち、たくさんの妖怪たちが、ほの暗い部屋中で、照明に照らされた作品の中で、皆様のお越しをお待ちしております。安心して作品を楽しめるよう、様々な感染症予防対策を実施いたしますので、皆さまも対策の上、ぜひご来場ください」と話す。

注意事項

同展は混雑回避のため、事前予約を推奨している。今後の感染状況などによっては、開催内容が変更になる可能性があるため、事前にホームページやSNSの確認が必要。

開催期間※緊急事態宣言を受け、開催の延期が決定。今後の開催予定は決定次第、公式サイトで告知される。
開催時間は10時~18時50分(初日=13時~18時50分、最終日=10時~13時)

参考 北の妖怪展公式サイト