札幌・北区で「お寺シネマ」 SDGsに関連した作品を上映

映画上映イベント「お寺シネマvol.1」が7月24日(土)、麻生・覚王寺(札幌市北区麻生町5丁目2-12)で開催される。

イベント概要

同イベントは、お寺の本堂で映画を鑑賞する上映イベント。上映作品は、SDGsに関連した、貧困、労働、差別、ジェンダーなどの社会派作品を「キノマド」が選び、上映する。

上映作品について

上映作品の「わたしは、ダニエル・ブレイク」

第1回目の上映作品は、「わたしは、ダニエル・ブレイク」。同作品は、カンヌ映画祭でパルムドール(最高賞)、ベルリン、ベネチアの両映画祭で長年の功績により栄誉賞を受けた、ケン・ローチ監督による映画。常に弱者に寄り添い、映画を撮り続けたローチ監督が、引退を撤回してまで撮り上げた同作では、今現在起きているイギリスでの貧困と格差問題をリアルに描く。このほか、覚王寺・内平住職による映画法話も行われる。仏教視点で見た同作品を解説する。

チケット売上の一部を寄付

チケットの売上は一部、「NPO法人麻生キッチンりあん」へ寄付する。「麻生キッチンりあん」は、子ども食堂や学習支援、就労支援などに取り組むNPO法人。当日は一口1,000円より個別の寄付も受付するという。

来場数と寄付金額

50人達成→ 3,000円
60人達成→ 5,000円
70人達成→ 10,000円
80人達成(満席)→ 20,000円

メッセージ

代表者の田口亮さんは「普段からいわゆるミニシアター系と呼ばれる映画をより多くの人に観ていただけるよう活動している。今回は多くの方が参加することにより地域のこども食堂の支援になる仕組みも取り入れたので、ぜひとも多くのお客様にご来場いただきたい」と話す。

上映時間は1回目=14時~、2回目=17時~、各回20分前受付開始(映画100分)
料金は1,600円

参考 お寺シネマ vol.1『わたしは、ダニエル・ブレイク』サイト