札幌・滝野で「ドライブイン花火」 クラウドファンディングで開催を目指す

LIGHT UP NIPPON HOKKAIDO実行委員会は、車で見る「ドライブイン花火」の開催を目指して、クラウドファンディングでの支援受付(チケット販売)を開始した。

「コロナ終息」への願いを込めて開催を目指す

同実行委員会は、東日本大震災の鎮魂と復興を込めた花火大会を2013(平成25)年から毎年8月に開催してきた。昨年も日本初となるドライブイン花火を開催し、感染症対策にフィットしたイベントとして大成功を収めた。今年は、日本の花火大会の原点である「疫病退散祈願」という目的に立ち返り、「コロナ終息」への願いを込め、ドライブイン形式での開催を目指している。

車から見るスタイルの花火

同イベントは、車内から花火を観覧するドライブイン形式で行われる。ソーシャルディスタンスを確保した完全なプラベート空間で安心して観覧ができる。会場内では、特別番組をミニFMで生放送し、車内のFMラジオから聞く音楽と花火をシンクロさせた演出が楽しめる。このほか、車内までフードを届けるデリバリーサービス(予約制)も行う予定。

イベント概要

開催予定日:8月22日(日)
開催時間:開場15時、19時30分頃花火打上
会場:国営滝野すずらん丘陵公園(札幌市南区滝野247)
入場台数:400台(予定)

クラウドファンディングについて

開催にあたっての資金は、クラウドファンディングを活用。入場チケットのほか、花火を親子で作るワークショップ抽選券付きチケットや、現地に来られない人にもTシャツなどのグッズをリターンとして用意している。

最新情報は公式ホームページの確認が必要。

コメント

実行委員長の中田源さんは「この一年楽しいことがほとんどなかった、花火やイベントも軒並み中止、そんな雰囲気をなんとか打破したい。来てくださる方が安心して花火を楽しめる環境を作るためにドライブイン花火の準備を頑張ってきました。400台限定ではありますが、みなさまと一緒に夏の夜空に花火を打ち上げられればと思っております。クラウドファンディングでの応援よろしくお願いします」と話す。

参考 ドライブイン花火LIGHT UP NIPPON HOKKAIDO