札幌で「PMF2021」　オンラインを活用しながら「未来につなぐ音楽祭」を目指す

パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌（PMF）が7月23日（金・祝）から、札幌コンサートホールKitara（札幌市中央区中島公園1-15）、札幌芸術の森（札幌市南区芸術の森2丁目75）ほかで開催される。

オンラインを活用しながら開催

昨年の「PMF2020」では、新型コロナウイルスの影響により開催中止となったが、今年は、今できる形で音楽教育に取り組むとともに、オンラインを積極的に活用しながら、コロナ禍においても着実に歩を進め、「未来につなぐ音楽祭」の開催を目指すという。

「PMF」について

PMFは、1990（平成2）年、世界的な指揮者レナード・バーンスタインが、札幌で創設した国際教育音楽祭。PMFは、これまで約30年にわたり、世界77カ国・地域に延べ3600人以上の優秀な音楽家を輩出してきた。音楽教育を通じて世界の平和に貢献したいというバーンスタインの願いと情熱は、PMFに継承され、育まれている。

イベント概要

今年は、「PMF2021 オープニング・コンサート」から始まり、札幌を中心にさまざまなスタイルのコンサートが開催される。プログラムは、国内の音楽家で特別オーケストラを編成し、PMF2020オーディションの合格者で国内在住のPMFアカデミー生26人も加わった、2つのプログラムで実施される。このほか、ホール公演以外にも、札幌芸術の森・野外ステージで解放感のある「ピクニックコンサート」が7月31日（土）に行われる。

PMF2021 オープニング・コンサート

会場の様子

ピクニックコンサート

札幌芸術の森野外ステージ

新型コロナウイルス感染症対策について

PMFでは、札幌市保健所のアドバイスのもと、クラシック音楽公演運営推進協議会等が策定するガイドラインに沿った新型コロナウイルス感染症対策を行っている。今後の状況によっては、公演が中止となる場合もあり。