北海道エリアに特化した商業空間とビジネスシーンをマッチングするWebサイト「space palette(スペースパレット)」サービス開始

株式会社仕庵(本社:北海道札幌市、代表取締役:簡孝充氏)は2021年1⽉より、地⽅エリアの空室と催事やイベント事業者をマッチングさせるWebサイト「space palette(スペースパレット)」の提供を開始し、サービス開始から約3ヵ⽉で24件(4月6日時点)の商⽤スペースの掲載をしている。

株式会社仕庵(シアン)について

同社は、創業当初から商業デベロッパー企業の販促や広報の領域を手掛けてきた。しかし、昨今の緊急事態宣⾔や往来⾃粛などの影響もあり、同社のクライアント企業も苦戦を強いられているのが現状。

同サービスを通じて、地方エリアで開催される催事やイベントを呼び込み、関係⼈⼝の向上に繋げていきたいと考えている。

MEMO
商号: 株式会社仕庵(シアン)
代表者: 代表取締役簡孝充(カンタカミツ)
所在地: 北海道札幌市中央区南2条東2丁目7-1
設立: 2016年2月18日
事業内容: space palette の運営, コンテンツ制作,マーケティング支援
顧問弁護士:やなだ総合法律事務所
資本金: 800万円
URL: https://cyan-co.net/

space palette

サービスのコンセプトは「あの場所にも、新しい⾵景」。地⽅ならではの⾵景を維持していくことを大きな目的としている。

サービスは地方の空室とビジネスシーンをつなぐマッチングサイト。ポップアップストアやシークレットセールなど小売り事業のイベントシーンで利用するスペースを紹介している。

現在掲載されている物件は、伝統的な建造物が約5件あり、なかには実際に映画のロケで活用されたスペースもある。従来型のスペースシェアサイトと比較し、地方エリア(現在は北海道エリアのみ)に特化していること、商用目的での利用に限定されていることが大きな特徴。

参考 space palette公式サイト

料金

スペースの提供者
料金体系:成果報酬式
初期費用、掲載費、システム利用料等の固定費は0円。取引が成立した場合にのみ費用が発生する。

スペースの利用者
料金:1日5,500円〜
スペースの広さや場所によって価格は異なる

利用者の声

株式会社Massive sapporo代表取締役の川村健治さんは「歴史は観光的魅力を語る上で、もっとも重要なコンテンツの一つです。古い建物は、そのファクターとして欠かせない要素ですが、老朽化による未利用、そして最後は取り壊されてしまうのがこれまでの当たり前でした。そこに風穴を開ける存在になりうるサービスだと直感し、パートナーとなりました」と話す。

このほか合同会社箱バル不動産代表の蒲生寛之さんは「空きスペースは可能性です。異なる文化を持つ商人たちが地域と交わる時、新たな文化が生まれることに期待しています。このサービスが浸透した先の時代は、『中央と地方』という概念が持つ意味も変わっているのかもしれません。そんな未来を一緒に見たくてパートナーとして共創していきたいと思っています」と話す。



参考 space palette公式サイト