上川大雪酒造「神川」純米が道産食品のトップランナーとして認定 過去最多の応募総数113品目から選定

上川大雪酒造株式会社(上川郡上川町旭町25番地1)は、上川町「緑丘蔵(りょっきゅうぐら)」で醸造した「神川(かみかわ)」純米が、北海道の主導する認定制度「北のハイグレード食品2021」に選定されたと発表した。

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「北のハイグレード食品2021」とは

「北のハイグレード食品2021」とは、食彩創研の浅野裕紀さんやアル・ケッチァーノの奥田政行さんをはじめとする一流シェフ、大丸松坂屋百貨店バイヤーの本田大助さんなど、「食」分野の第一線で活躍する北海道「食のサポーター」の選考を経て、道産食品のトップランナーを選定する制度をいう。2010(平成22)年度から北海道が主導し、道産食品の販路拡大につなげるとともに食材や製法に対する生産者の「こだわり」等を発信することで、道産食品全体の更なる魅力アップを目指しているという。今回は、過去最多の応募総数113品目のうち、21品目が認定された。

「神川」の特徴

「神川」は、上川町にある上川大雪酒造「緑丘蔵」で醸造した地元還元の日本酒ブランド。手づくりの伝統的な手法で一本一本のもろみを丁寧に仕込む、小仕込み・高品質の酒造りを行い、「飲まさる酒(=ついつい飲んでしまう酒)」を目指しているという。原料米には、北海道産の酒造好適米のみを使用し、仕込み水には大雪山系の湧き水を源流とする天然水を使用。大雪山が生み出した超軟水の特徴を活かし、上品な優しい香りとキレのある飲み口で、心地よいバランスの良さを追求した純米酒となっている。商品は、「緑丘蔵」のある上川町を中心とした周辺地域のみでの限定販売を行っている。

選考時の審査員によるコメント

審査員は、「優しい口当りでほのかな残香が心地よい」、「コクと旨味があり、日常のお酒として家庭料理に合いそう。まさに『飲まさる酒』」、「すっきり飲みやすい。コンセプトにもあるように普通に美味しい」、「口当り良くすっきりと飲める。北海道の食材と相性良く、旨味を引き出してくれる様な味わい」とコメント。この中でも「『飲まさる酒』だと感じた」といったコメントが多数あったという。

受賞コメント

左:北海道副知事、右:上川大雪酒造代表の塚原敏夫さん

代表取締役社長の塚原敏夫さんは「今回選定いただいた『神川』ブランドは、上川町周辺地域でのみ販売している地元還元酒となる。この『神川』を知ったことで、上川町という地域に興味を持ったり、足を運ぶきっかけになったとのお声をたくさんいただいている。現在、上川町と十勝にそれぞれ蔵を構えており、さらに函館の酒蔵を創設予定。これからも変わらず、地域に貢献する企業でありたい」と意気込む。

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