需要が落ち込む国産果実をホテルが応援  センチュリーロイヤルホテルがメロン、マンゴーを使った新メニューを提供開始

新型コロナウイルスの感染拡大でインバウンドの減少や輸出の停滞等で影響を受けている一部の国産果実の需要喚起と国産果実の外食で楽しみながら「国産果物の美味しさ」をPRしていこうと8月6日、「センチュリーロイヤルホテル」(北海道札幌市中央区北5西5)2階レストランでメロン、マンゴーを堪能できる新メニューがお披露目された。

提供されるメニュー

新メニューは、メロンとマンゴーを用いた冷製パスタやデザート、パワーサラダなど全6品。農林水産省の「野菜・果実販売促進緊急対策事業」を受託したNPO法人 青果物健康推進協会が同ホテルに事業への参加と新規メニューの開発を依頼したことがきっかけだという。

試食の感想

当日は、同事業の受託団体の近藤卓志事務局長と金高有里顧問が来店し、翌7日からホテル内レストランで提供を予定している新メニューを試食した。
独特の風味と絶妙な甘みと酸味のバランスが特徴のマンゴー、ジューシーな果肉で芳醇な香りのマスクメロンを生かした新メニューの味わいに満足した様子で「国産マンゴーと国産メロンの魅力を堪能できるシェフの心のこもった考案メニューの数々に、感嘆し通しでした。フルーツの持つ甘味と酸味を、素材の持つ塩味と旨味で惹き出している冷製パスタや、沢山の食感と共に五感で味わえる前菜、パワーサラダはフルーツの概念を見直すきっかけになると思う。また、それぞれの果実のジューシー感と彩りを活かしたデザートは登場から後味まで楽しめ、必食の一皿。国産果物の魅力を届けるとともに、国民(の皆様)がより健康になっていただけることを願っている」と話した。

総調理長のコメント

今回の新メニューを監修した総調理長の金子厚さんは、「新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、各方面に影響が出ているなか、生産者と消費者の懸け橋となり、ぜひ多くの方に国産メロンと国産マンゴーを使った新メニューを楽しんでもらいたい」と話している。

新メニュー
提供期間 2020年8月7日(金)~無くなり次第終了
開催店舗
23階スカイレストラン「ロンド」
19階日本料理「北乃路(きたのじ)」
2階ユーヨーテラス サッポロ